というわけでわたくしとゾーンちゃんと一緒に『デッドプール』観に行く人ぼしう

ひづけ:6/12(日)
じかん:お昼くらい
ばしょ:名古屋駅

お待ちしておりますー
http://warpworld.diarynote.jp/201508140347371556/
の続き。

だいぶ間が開いたので覚えている範囲で。

『ジュラシックワールド』
★★☆☆☆
超名作映画『ジュラシックパーク』の第四作目。今回初めてオリジナルの恐竜が出る。
まぁ四作目だしオリジナル恐竜を出すのは許せる派だけど、突っ込みどころ満載な脚本の粗さと序盤の展開の遅さがとにかく目立つ。そういう雑な部分は普通の映画ならスルーされるところだけど、超一流映画であるジュラシックパークの続編ならばそれは許されない。
とはいえ恐竜が暴れる大迫力のシーンや、初代の露骨なオマージュはあってそこは評価できるので「脚本の細かい部分気にせず派手な部分だけを楽しめる人には良い作品だけど、完璧な映画を求める人には耐え難い映画」といった感じ。僕は後者でありジュラシックパークの大ファンなので非常にがっかりした。誤訳はまぁいいや。


『イントゥ・ザ・ウッズ』
★★★☆☆
前回の日記の期間内に観てたけど書くの忘れた枠。
赤ずきんやラプンツェル、ジャックと豆の木などなど様々なおとぎ話を混ぜあわせた異色のディズニー映画。
ストーリーに関しては、「こんだけの作品を無理やり合体させるなんて無茶振りをストーリーを崩壊させず丸く収めた脚本家マジですげえな」って感じ。なんかメタ的な感動になってしまった。
ディズニーらしくミュージカル要素があり、そこは世界のディズニーなのでミュージカル部分は言わずもがな超超高水準。ってかディズニー映画でハズレを見つけることの方が難しいのでこれも決してつまらない映画ではない。


『ムカデ人間』
★★☆☆☆
一部で有名なグロ映画。典型的なB級映画で、人間を繋ぎあわせてムカデ人間を作るっていうアイデアは良いんだけどなんかもっと発展させられたんじゃないかなぁって印象。映画レビューだと2はそこらへんを回収してて評判いいらしいんだけど結局見てないな。ハイター博士と日本人ヤクザの演技は良かった。あと僕は精神的にダメージを受ける映画は大好きなんだけど、メンタルを攻めないただのグロ映画は別に何も感じないことがわかった。


『セッション』
★★★☆☆
音大に通う1人のドラマーと究極の音楽を求める1人のスパルタ教授の話。
虐待と受け取られても仕方ないレベルでしごかれる主人公が地獄のような特訓を経て天才に限りなく近い別の何かになっていく。でもそれはサクセス・ストーリーではないし、スポ根でもない。友情でもなく、敵対でもなく、芸術の探求でもない。二人の関係を表す適切な表現が思い付かないが、物語を通して二人にはそれらの言葉では表現しきれない何かが芽生えていく。とにかく言葉で説明しにくい映画だけど、言葉じゃ説明できない「凄み」があるのは間違いない。


『ドッグヴィル』
★★★★★
アメリカの閉鎖的な村に謎の女が逃げ込んで、そこの村で受け入れてもらうために人々に奉仕するという話。
この映画のすごいところは2つに分かれていて、1つは映画のセットが大きな部屋たった1つで、建物のほとんどが役者のパントマイムで表現されるという手法。あえてセットを使用せずナレーションと最低限の白線と役者の演技だけで表現された世界に対して違和感を感じさせなかった完成度は見事だった。ちなみにこういった演劇的かつ挑戦的な表現方法がダメダメな方向に行くと『オペレッタ狸御殿』になる。サブカルをこじらせて中毒症状になっていない限り別に見なくていい。
もう1つは「権利」という名の暴力がどれほど恐ろしいかを教えてくれる脚本だ。何も頼るものが無くただ住人にすがるしか無い女に対し「権利」を持った住人は何をするのか。そのえげつなさを先述の白線だけのセットがよりリアルに感情移入させてくれる。
『ムカデ人間』と比べてグロ要素なんて皆無なのに、精神的ダメージは比較にならなかった。凄い作品だった。続編があるのでそのうち観る。


『アメリカンスナイパー』
★★★★☆
実在したアメリカの伝説的スナイパーの話。イラク戦争で国のために戦う最強のスナイパーが戦争を通して少しずつ「何か」を削られていく。
この映画の凄いところは、製作途中で関係者が亡くなったことで脚本の変更を余儀なくされ、それによって映画が真に完成されたところである(らしい。僕は知らなかった)
詳しくはhttp://movie.maeda-y.com/movie/01961.htm を見てくれ。


『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
★★★★☆
SF映画の代名詞『スター・ウォーズ』のエピソード7だ。『ジュラシックパーク』シリーズ以上に『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンである僕がネットのネタバレ情報を全部回避して「監督がジョージ・ルーカスじゃなくてJ・J・エイブラムスになった」という事前情報以外一切カットして観に行ってきた。スター・ウォーズだった。最初の“いつもの”OPからもうバッチリスター・ウォーズだった。テンポも非常に良くどんどん話が進み、「これで終わりか・・・え?まだ続くの?すげえ!」ってのが三回くらいあったほど
濃厚な内容だった。一部では「ジョージ・ルーカスが行ったような挑戦的なことをしていない」という批判もあるけど、過去の作品へのリスペクトを忘れず、とにかくスター・ウォーズであることを守りぬいたJ・J・エイブラムスを個人的にはとても評価したい。ってかスター・ウォーズであることを守りつつ新しいことが出来るのって正直ジョージ・ルーカスだけだろう。J・J・エイブラムスはジョージ・ルーカス以外の監督としては完璧な仕事をしたと思う。


『スナッチ』
★★★★☆
https://youtu.be/y-xNqj7S54E
OPが超有名な作品。とにかく軽快に進むテンポの良さと、魅力的なキャラクター達が絡みあい1つの結末に収束していく脚本は見事。こういうの群像劇って言うんだっけ?この類だと『パルプ・フィクション』も好き。


『のぼうの城』
★★☆☆☆
「小さい国の城主が様々な作戦を使って敵の侵攻を防ぐ」的なコピーで、確かにそういった要素もあったけど、言うほど「すげー!!」って部分は無いというか中盤にそのタクティカルな部分を出しきって後半ショボくなってしまっているのが惜しい。これ多分原作小説だといい感じになっている気がする。昨今の邦画の原作レイプほど酷くはないけど、絶賛するほど良いってわけでもなかった。


『カイト/KITE』
★☆☆☆☆
知る人ぞ知る梅津泰臣監督の超名作R18アニメ『A KITE』のハリウッド実写映画化。だが本来監督をする予定だった人が亡くなってしまい、別の監督が作る事になった。結果日本の映画ばりの原作レイプになってしまったぞちくしょおおおお!!
主人公のサワは処女(?)ビッチジャンキーになってるし、赤井はサワに手を出さない健全野郎になってるし、スタイリッシュな銃は無駄機能が追加されクソダサくなっている。とにかく原作を上手く活かせた点が何一つ無い。クソ映画は観ないようにしてるけど原作の大ファンかつ邦画ではなくハリウッド版だったので我慢できず観てしまった。観なければよかった。



『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
★★★☆☆
DCコミック版アベンジャーズだ!ただ問題なのは戦う二人がアメコミ界最強クラスのヒーローであるスーパーマンと、要は普通のオッサンであるバットマンが戦うってことだ!勝てるかこんなもん!刃牙と孫悟空が戦うようなもんだぞ!!しかしそれほど絶望的な力の差がある上で互角の戦いをしたらそりゃあ盛り上がるだろう。実際は失敗とまではいかなくとも成功はしていない。というかゴッサムシティ限定のご当地ヒーローと世界規模のヒーローを合わせたせいでストーリー的に突っ込みどころ満載で『ジュラシック・ワールド』のいい部分と悪い部分を強化した感じになった。つまり『ジュラシック・ワールド』が楽しめる人には最高の映画だし、楽しめない人には発狂しかねない映画ということだ。え?なのに何でジュラシック・ワールドより評価が上なのかって?
ストーリーはお世辞にも良いとは言えなかったけどバットマンの悪党との戦闘シーンやバットモービルのカーチェイスシーンはもう本当にクッソカッコ良かった!最高だった。ただそれだけで★を3つにした。
※ワンダーウーマンについてはまぁ原作的には出ないとおかしいしノーコメント。あれはワンダーウーマンを知らない日本人が悪い。


『ウォッチメン』
★★★★☆
「これ本当に『バットマンvsスーパーマン』と同じ監督かよ・・・」って思ってしまうほど完成度の高い作品。「監視者を誰が監視するのか?」というテーマの下、昨今のアメコミヒーロー映画とは違う非常にダークな展開と、悪い意味で人間臭いヒーロー達がこの作品の魅力だ。とりあえず感想としては、「ロールシャッハカッコよすぎだろ」と「この女ヒーロー何回セックスすりゃ気が済むんだよ」の2つです。


『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
★★★☆☆
予告映像がなんか過去と未来を行き来するスケールの大きい映画だ!って思って超久し振りに特撮ヒーローの映画を観たけど、実際はそんなにスケール大きい話じゃなかったぜ!!でもストーリーとして大きな矛盾も無く、映画オリジナルのフォームである超デッドヒートドライブもかっこ良かったので、「予告ほどワクワクしなかったけどわりかし丁寧に作られた作品だから子供向け映画としては合格かな」って感じ。時間も90分だからさくさく進むぞ!



多分もっと観てると思うけど思いつくのはこんくらいかなぁ。この中では『ドッグヴィル』がぶっちぎりで名作。
TVだったり映画館だったりネットだったり最近なんだかんだ映画観てる。特にYouTubeで映画が300円で見れて「レンタルショップに行く必要すらない」ってのは便利な時代になったなあって。

星で評価してるけど評価低い映画は最初から観ない&評価甘いのであんまり意味が無いかも。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』★★★★★
世紀末の世界でトレーラーに乗ってカーチェイスする話。
最高だった。もうすでに大量の批評文が書かれているから余計なことは言わない。娯楽映画として脳を空っぽにして何も考えずに観る映画。

『マッドマックス2』★★★☆☆
↑があまりにも最高でマッドマックスの世界観を知るために観たその夜に2を鑑賞。世紀末な世界観は当時ならインパクトがあったけども「怒りの~」を観た後に観るとどうしてもしょぼい。まぁ自分が生まれる前の作品だからしょうがないし、後世への影響の大きさを評価点とするなら確かに評価されるべき作品だった。アクションはすごい。

『おおかみこどもの雨と雪』★★★★★
狼男と子供作っちゃった主人公が田舎に引っ越すお話。
映画館でマジ泣きした映画をテレビでもう一回みてまたマジ泣きするとは思わなんだ(家族愛系弱い)

『リミット』★★★★★
アメリカ人男性がイラク(アフガニスタンだっけか?)で拉致されて土の中の棺に生き埋めにされる話。
脚本も演技も演出も完璧。最後の30秒で「マジかよ」って言ってしまった。

『アイアンマン2』★★★★☆
アイアンマンが小物社長&理系のロシア人タッグと戦う話。
ぼく「あーこれ『アベンジャーズ』に続いてるんだ」

『アイアンマン3』★★★☆☆
アイアンマンがなんか超人と戦う話。
ぼく「これ『アベンジャーズ』観てないとマジわからんな」
2も3もこれ大体トニー・スターク(アイアンマン)のせいじゃね?

『ファニーゲーム U.S.A.』★★★★★
親子三人家族が酷い目に合う話。
穏やかな心を持っていたいなら絶対に観ないでくれ。よっぽど精神的刺激を求めていない限り観たら絶対後悔するから絶対に観ないでくれ。

週末は『ジュラシックワールド』観るぜ。

参考にしたもの
本当に面白い映画はコレだ!「超映画批評」で95点以上の28作品
http://matome.naver.jp/odai/2134711080684243401

人気映画レビューサイト「超映画批評」10点以下まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137717516462544701
竜巻に巻き上げられた無数のサメが襲ってくる超B級映画『シャークネード』

昨日からニコ生で24時間ぶっ続けで1が放送してて、超面白かったので600円払って2も見てしまった。


とにかくあらゆる場所でサメが襲ってくる。

ニューヨークの歩道

飛行機

地下鉄

ホテル

もうなんでもありだ。エラ呼吸ってなんだっけ。

ぜひとも酒のんでみんなに見て欲しいのでネタバレは控えよう。


超面白かった。
監督がどうのとか

演出がどうのとか

中の人がどうのとか

そんなつまんねぇことを言う気はないです

ただ1つだけ

映画見てて僕は何度も泣いてしまった

それだけ

買うしか無い

2011年8月9日 映画
http://m-scramble.jp/compression/
『マルドゥック・スクランブル 圧縮』DVD発売・・・だと・・・?知った瞬間amazon予約余裕でした。新宿でしかやってなかったからDVD発売されて超嬉しい!!

音楽関係以外のDVD買うなんていつ以来だろう。

一作目は映画館で見れなかったから、DVD見て二作目は是非とも劇場で見たいね!!

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