第十六話
https://warpworld.diarynote.jp/201908131740439836
第八話までのダイジェスト
http://warpworld.diarynote.jp/201412270026399796/
ここは襲いかかる犯罪-バイオレンス- 怪しい黒い影 月明かりの街を誰かが狙ってる街、神無側兼魔血堕市。
前回のあらすじ
シングルエリミネーションの8名が決まったのだ!
第十七話『完全凍結!ホワイトブレスの野望』の巻
異凍「先程の戦闘でシングルエリミネーション出場者が決まったぽよ」
異凍「シングルエリミネーションはこの8名で行われるけど、このうち5名はホワイトブレス勢力。当然ホワイトブレスをトスするから、ほぼホワイトブレスの優勝は決まったようなものぽよ」
ホワイトブレス「そういうこと。ちょっと計算は狂ったけど、過半数は我々の勢力だから大した問題じゃないのs―」
背後からの攻撃
ミス・ゆるふわ「最大勢力がどうだろうが、ホワイトブレスを倒せば問題ない・・・ですの」
ホワイトブレス「まったく。しぶとい奴だなぁ」
ミス・ゆるふわ「わたくしが望むのは《歪んだ世界/Warp World》の永久再録。お前達にどんな背景があろうと関係ない。最後にわたくしが立っていればそれで万事解決ですの。そのために」
ホワイトブレス「・・・」
ミス・ゆるふわ「まずはお前を倒す」
ホワイトブレス「嫌いなんだよね・・・諦めの悪いやつ」
ミス・ゆるふわ vs ホワイトブレス
閃「確かあいつの使うデッキは超高速を極めた赤単ブリッツ。序盤の手数が上回ればホワイトブレスのホワイトアウトをかいくぐる事も可能だが・・・」
ホワイトブレス「僕はね。”世界の平和”を望んでいるんだよ。そのために必要なのが”支配”なのさ。争いの種を抑えつけて排除、コントロールすれば世界は平和になるんだよね。僕以外の悪いやつの四肢をもげば争いは起こらないんだy――」突然の衝撃で後方に吹き飛ばされる
ミス・ゆるふわ「セット《山/Mountain》《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》に《タイタンの力/Titan’s Strength》*2」
閃「先手2ターン目にライフを半分近く削り取った・・・!?」
ミス・ゆるふわ「どうでもいい。どうでもいい。どうでもいい。」
ホワイトブレス「はは・・・プレイが早すぎるとダメージの後から音が遅れてやってくるとは聞いていたがここまでとはね・・・」
ミス・ゆるふわ「こうしている間にも《歪んだ世界/Warp World》が再録されない期間は伸びていく。労しい。取り戻す。一秒でも早く取り戻す。《歪んだ世界/Warp World》世界を取り戻す」
ホワイトブレス「こちらも手加減している余裕はないようだ・・・少し本気を出す」
ミス・ゆるふわ「全てが遅すぎる」
ホワイトブレス「そうでもないさ。《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester》で《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》を拘留する」
閃「奴の支配が始まった!だがミス・ゆるふわの盤面はトークンで横にも展開されているっ!まだ攻撃は止まっていない!」
ミス・ゆるふわ「勝利は最も根気のある者にもたらされる《槌手/Hammerhand》をキャスト。わたくしは止まらない」
ホワイトブレス ライフ9
教団員「魔血堕でホワイトブレスとミス・ゆるふわが交戦中!しかしプレイが早すぎてノイズがひどいです!カメラが二人のプレイを捉えられません!」
黄泉「スーパースローカメラで捉えられないバトルってどういうことなの・・・」
ブラッディボルト「目を覚ましたか」
黄泉「申し訳ありません・・・最後まで戦いを勝ち残ることが出来ませんでした・・・」
ブラッディボルト「剣と相打ちが取れただけ上々だ。お前はよくやった。あとは閃たちに任せとけぃ」
黄泉「はい。しかしミス・ゆるふわがまだ勝ち残っていたとは・・・」
ブラッディボルト「元々潰し合わせるのが目的だったが、まさかここまでやるとはな。奴は過激派だが、誰よりも教団の原点に忠実だったってわけだ。さて、今のうちだ。非戦闘員を緩浮から一刻も早く降ろすんだぁ。ベネディクトの”準備”も最終段階のハズだ。大丈夫。黄泉とナカジマが命がけで護ったものは決して無駄にはしねぇ」
黄泉「・・・?」
ホワイトブレス「・・・」
ミス・ゆるふわ「・・・」
閃「空気が変わった・・・?」
???「瞬きなんてしてる暇ねえぞ。次で終わる」
閃「あ、あんたは・・・!」
教団員「カメラ戻りました!」
ブラッディボルト「やったか・・・・?」
ホワイトブレス「・・・」
ミス・ゆるふわ「・・・」
ホワイトブレス「紙一重だったな・・・」
ホワイトブレス ライフ4
ミス・ゆるふわ 手札0
ミス・ゆるふわ「殺せ」
ホワイトブレス「では、遠慮なく」
???「・・・見えたか?」
閃「ミス・ゆるふわのフルアタックからの超過《馬力充電/Dynacharge》を《払拭/Dispel》で捌いた。しかも直前にフェイントで入れた《稲妻の一撃/Lightning Strike》はカウンターせずにライフで受けている。完全に”見極めて”いたんだ。」
???「ハッ、上出来だ。強くなったな。閃」
閃「あんたも生きてたんだな。刃」
刃「あぁ、魔血堕に戻るのに手間取っちまったがな。なんであいつが刑務所から出ているのかは知らんが、今はそれどころじゃないようだしな」
ホワイトブレス「最後のブレードチルドレンか。おかしいなぁ。ちゃんと妨害はしたんだけどなぁ」
刃「やっぱあの時俺の戦闘を邪魔したのはてめえか。まさか閃が言っていた裏切り者と同一人物だとはな」
ホワイトブレス「入念に準備してもどこかで計算は狂ってくる。やはり世界平和のために一刻も早く世界をコントロールしないといけない。そうだろう?”ギャザリングインフィニティ”」
閃&刃「な、なんだって!?」
教団員「馬鹿な!?突然ギャザリングインフィニティの反応!?今まで気配を消していたって言うのか!?」
ブラッディボルト「想定していた最悪のパターンが出ちまったなぁ」
ベネディクト「ホワイトブレスはすでにギャザリングインフィニティをコントロールしていた。刃が迎撃に失敗したときにおそらくコンタクトしたのでしょう」
ブラッディボルト「やっと出てきやがったかぁ。ってことは?」
ベネディクト「はい。”祓”の儀式は完了しました。いつでもいけます」
ホワイトブレス「教団の手先は全滅。ブレードチルドレンも本戦には間に合わなかった。あとは閃君、君を倒せば全てが解決する。さぁ、最後の戦いを始めよう。これが・・・僕の真の力さ・・・!」
刃「こいつっ・・・ギャザリングインフィニティと融合しようとしているのか・・・・?」
閃「それどころか他のプロプレイヤーズも取り込んでいる・・・もはや人間じゃない・・・どうすれば・・・」
ブラッディボルト「閃!聞こえるか!」
閃「!?」
ブラッディボルト「もう戦えるのはお前しかいない!お前が人類最後の希望だ!」
閃「それはわかってるが・・・あんな巨大な何かとどうやって戦えば・・・」
ベネディクト「安心してください。神は我々を見捨ててはいない。大きさの差がMTGの強さの差ではないことを証明してさしあげましょう」
ブラッディボルト「ワープワールド教団”最後の武器””をお前に託す。受け取れぃ!戦艦緩浮!最終決戦モードに移行!」
次回予告
ギャザリングインフィニティと融合して究極生命体となったホワイトブレス。彼の野望、「人類のコントロール」を阻止出来るのは閃ただ一人となった。
果たして、人類の頂点に立つのは、閃か、ホワイトブレスか。次回バトルギャザリンガ―閃最終回『終結!?世界の終わりとファイナルバトルギャザリングワールド』の巻!!来週も・・・レールガンが全てを貫く!!
https://warpworld.diarynote.jp/201908131740439836
第八話までのダイジェスト
http://warpworld.diarynote.jp/201412270026399796/
ここは襲いかかる犯罪-バイオレンス- 怪しい黒い影 月明かりの街を誰かが狙ってる街、神無側兼魔血堕市。
前回のあらすじ
シングルエリミネーションの8名が決まったのだ!
第十七話『完全凍結!ホワイトブレスの野望』の巻
異凍「先程の戦闘でシングルエリミネーション出場者が決まったぽよ」
The Finals シングルエリミネーション出場者
・ホワイトブレス
・イモリリン・イモンロー
・カスミガセキナガタ
・リーゼンツオーバードライブ
・ジョー・母牧
・剣(死亡)
・閃
・黄泉(戦闘不能)
・ミス・ゆるふわ(剣死亡により繰り上げ)
異凍「シングルエリミネーションはこの8名で行われるけど、このうち5名はホワイトブレス勢力。当然ホワイトブレスをトスするから、ほぼホワイトブレスの優勝は決まったようなものぽよ」
ホワイトブレス「そういうこと。ちょっと計算は狂ったけど、過半数は我々の勢力だから大した問題じゃないのs―」
背後からの攻撃
ミス・ゆるふわ「最大勢力がどうだろうが、ホワイトブレスを倒せば問題ない・・・ですの」
ホワイトブレス「まったく。しぶとい奴だなぁ」
ミス・ゆるふわ「わたくしが望むのは《歪んだ世界/Warp World》の永久再録。お前達にどんな背景があろうと関係ない。最後にわたくしが立っていればそれで万事解決ですの。そのために」
ホワイトブレス「・・・」
ミス・ゆるふわ「まずはお前を倒す」
ホワイトブレス「嫌いなんだよね・・・諦めの悪いやつ」
ミス・ゆるふわ vs ホワイトブレス
閃「確かあいつの使うデッキは超高速を極めた赤単ブリッツ。序盤の手数が上回ればホワイトブレスのホワイトアウトをかいくぐる事も可能だが・・・」
ホワイトブレス「僕はね。”世界の平和”を望んでいるんだよ。そのために必要なのが”支配”なのさ。争いの種を抑えつけて排除、コントロールすれば世界は平和になるんだよね。僕以外の悪いやつの四肢をもげば争いは起こらないんだy――」突然の衝撃で後方に吹き飛ばされる
ミス・ゆるふわ「セット《山/Mountain》《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》に《タイタンの力/Titan’s Strength》*2」
閃「先手2ターン目にライフを半分近く削り取った・・・!?」
ミス・ゆるふわ「どうでもいい。どうでもいい。どうでもいい。」
ホワイトブレス「はは・・・プレイが早すぎるとダメージの後から音が遅れてやってくるとは聞いていたがここまでとはね・・・」
ミス・ゆるふわ「こうしている間にも《歪んだ世界/Warp World》が再録されない期間は伸びていく。労しい。取り戻す。一秒でも早く取り戻す。《歪んだ世界/Warp World》世界を取り戻す」
ホワイトブレス「こちらも手加減している余裕はないようだ・・・少し本気を出す」
ミス・ゆるふわ「全てが遅すぎる」
ホワイトブレス「そうでもないさ。《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester》で《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》を拘留する」
閃「奴の支配が始まった!だがミス・ゆるふわの盤面はトークンで横にも展開されているっ!まだ攻撃は止まっていない!」
ミス・ゆるふわ「勝利は最も根気のある者にもたらされる《槌手/Hammerhand》をキャスト。わたくしは止まらない」
ホワイトブレス ライフ9
教団員「魔血堕でホワイトブレスとミス・ゆるふわが交戦中!しかしプレイが早すぎてノイズがひどいです!カメラが二人のプレイを捉えられません!」
黄泉「スーパースローカメラで捉えられないバトルってどういうことなの・・・」
ブラッディボルト「目を覚ましたか」
黄泉「申し訳ありません・・・最後まで戦いを勝ち残ることが出来ませんでした・・・」
ブラッディボルト「剣と相打ちが取れただけ上々だ。お前はよくやった。あとは閃たちに任せとけぃ」
黄泉「はい。しかしミス・ゆるふわがまだ勝ち残っていたとは・・・」
ブラッディボルト「元々潰し合わせるのが目的だったが、まさかここまでやるとはな。奴は過激派だが、誰よりも教団の原点に忠実だったってわけだ。さて、今のうちだ。非戦闘員を緩浮から一刻も早く降ろすんだぁ。ベネディクトの”準備”も最終段階のハズだ。大丈夫。黄泉とナカジマが命がけで護ったものは決して無駄にはしねぇ」
黄泉「・・・?」
ホワイトブレス「・・・」
ミス・ゆるふわ「・・・」
閃「空気が変わった・・・?」
???「瞬きなんてしてる暇ねえぞ。次で終わる」
閃「あ、あんたは・・・!」
教団員「カメラ戻りました!」
ブラッディボルト「やったか・・・・?」
ホワイトブレス「・・・」
ミス・ゆるふわ「・・・」
ホワイトブレス「紙一重だったな・・・」
ホワイトブレス ライフ4
ミス・ゆるふわ 手札0
ミス・ゆるふわ「殺せ」
ホワイトブレス「では、遠慮なく」
???「・・・見えたか?」
閃「ミス・ゆるふわのフルアタックからの超過《馬力充電/Dynacharge》を《払拭/Dispel》で捌いた。しかも直前にフェイントで入れた《稲妻の一撃/Lightning Strike》はカウンターせずにライフで受けている。完全に”見極めて”いたんだ。」
???「ハッ、上出来だ。強くなったな。閃」
閃「あんたも生きてたんだな。刃」
刃「あぁ、魔血堕に戻るのに手間取っちまったがな。なんであいつが刑務所から出ているのかは知らんが、今はそれどころじゃないようだしな」
ホワイトブレス「最後のブレードチルドレンか。おかしいなぁ。ちゃんと妨害はしたんだけどなぁ」
刃「やっぱあの時俺の戦闘を邪魔したのはてめえか。まさか閃が言っていた裏切り者と同一人物だとはな」
ホワイトブレス「入念に準備してもどこかで計算は狂ってくる。やはり世界平和のために一刻も早く世界をコントロールしないといけない。そうだろう?”ギャザリングインフィニティ”」
閃&刃「な、なんだって!?」
教団員「馬鹿な!?突然ギャザリングインフィニティの反応!?今まで気配を消していたって言うのか!?」
ブラッディボルト「想定していた最悪のパターンが出ちまったなぁ」
ベネディクト「ホワイトブレスはすでにギャザリングインフィニティをコントロールしていた。刃が迎撃に失敗したときにおそらくコンタクトしたのでしょう」
ブラッディボルト「やっと出てきやがったかぁ。ってことは?」
ベネディクト「はい。”祓”の儀式は完了しました。いつでもいけます」
ホワイトブレス「教団の手先は全滅。ブレードチルドレンも本戦には間に合わなかった。あとは閃君、君を倒せば全てが解決する。さぁ、最後の戦いを始めよう。これが・・・僕の真の力さ・・・!」
刃「こいつっ・・・ギャザリングインフィニティと融合しようとしているのか・・・・?」
閃「それどころか他のプロプレイヤーズも取り込んでいる・・・もはや人間じゃない・・・どうすれば・・・」
ブラッディボルト「閃!聞こえるか!」
閃「!?」
ブラッディボルト「もう戦えるのはお前しかいない!お前が人類最後の希望だ!」
閃「それはわかってるが・・・あんな巨大な何かとどうやって戦えば・・・」
ベネディクト「安心してください。神は我々を見捨ててはいない。大きさの差がMTGの強さの差ではないことを証明してさしあげましょう」
ブラッディボルト「ワープワールド教団”最後の武器””をお前に託す。受け取れぃ!戦艦緩浮!最終決戦モードに移行!」
次回予告
ギャザリングインフィニティと融合して究極生命体となったホワイトブレス。彼の野望、「人類のコントロール」を阻止出来るのは閃ただ一人となった。
果たして、人類の頂点に立つのは、閃か、ホワイトブレスか。次回バトルギャザリンガ―閃最終回『終結!?世界の終わりとファイナルバトルギャザリングワールド』の巻!!来週も・・・レールガンが全てを貫く!!
コメント
面白い事をしていますね
読み物は大好きです