第十五話
https://warpworld.diarynote.jp/201807310416567495/
第八話までのダイジェスト
http://warpworld.diarynote.jp/201412270026399796/
前回のあらすじ
町田のテロ予告は囮で、ホワイトブレスの狙いは凍狂湾に待機していた戦艦の破壊だった!そして沈みゆく米リカの戦艦にいたのは死んだはずの剣だった!
第十六話『裏切り!?復活のブレード』の巻
ここはカジュアルにミサイルが放たれる街、神無側県魔血堕市から50キロ離れた凍狂湾
教団員「ベントールド完全に沈黙・・・甲板に人影があります!・・・なっ!」
ブラッディボルト「おい・・・そんなバカな・・・お前は・・・剣・・!?」
剣?「・・・」
ヘリ内部
黄泉「剣?・・・死んだはずでは?」
ナカジマ「本物には会ったことはありませんが、バイタル値だとかなり近い数値を出しています」
黄泉「それが何故ホワイトブレスに加担しているの!?」
ナカジマ「それはわかりませんが、少なくとも剣さんクラスの脅威が我々を襲っているのは確かです。急がないと教団の船までもが沈められてしまいます・・・!」
ヘリパイロット「凍狂湾到着まであと・・・5分です!」
ブラッディボルト「ベントールドにボートを回せぃ!要救助者回収後、緩浮には戻らず港へ迎え!おそらくヤツの次の狙いは・・・この船だ!」
剣?「・・・!」凄まじい跳躍
ブラッディボルト「させるかぁ!」飛んでくる剣を能力で海に叩き落とす。
ブラッディボルト「来るぞ!緩浮の迎撃用機銃をマニュアル操作に切り替えて全て剣に向けろぉ!」
教団員A「そんな!まだ剣さんと判別出来ていません!」
ブラッディボルト「偽物の剣なら倒せたら御の字!本物の剣ならこんなもんでくたばりはしねぇ!いいからぶっ放せ!」
教団員A「くっ!全砲塔構え!機銃発射用意!斉射期間5秒!サルボー!」
教団員B「ターゲット確認!クソッ!やはりMTGプレイヤーにはMTGで対応しないとっ・・・!」
ブラッディボルト「この船に奴とMTGで張り合えるプレイヤーはいねぇ。ヘリが到着するまで俺たちで持ちこたえろ!絶対に緩浮を落とすな!主砲発射」
剣?「・・・」ブラッディボルトの能力に抗い少しずつ近づいてくる。
黄泉「くっ・・・まだつかないの・・・早くしないと緩浮がっ・・・!」
ナカジマ「仕方ないですね・・・僕の『能力』を使います」
黄泉「能力?」
ナカジマ「これは我々野球部に伝わる秘技、人呼んで『レーザービーム』です。以前ブラッディボルトさんが閃さんを投擲していたようなものですが、より精密かつ高速なものになっています」
黄泉「そんなの使えるならもっと早く使いなさいよ!」
ナカジマ「すみません。力をセーブしても最低限このヘリと僕の肩が違和感でグチャグチャになってしまうので・・・」
黄泉「なるほど・・・でもいいの?」
ナカジマ「教団は皮裂支部よりもあの戦艦を死守していた。きっとホワイトブレスを倒すための秘策があの船にあるんですよね?だったら沈めるわけにはいきません」
黄泉「わかった。じゃあ・・・よろしく」
ナカジマ「ヘリパイロットさんは今すぐ脱出してください。野球スピリッツ全開・・・うおおおおおお!バックホーム!!」
ブラッディボルト「(まずい・・・傷口が開いて血が足りねえ・・・もう限界か・・・)」
通信音
ホワイトブレス「そこまでして船を守るとは・・・実に破壊したくなるなぁそれは」
ブラッディボルト「ホワイトブレス・・・!」
ホワイトブレス「図星なようだねぇ。頑張って剣君の死体を回収した甲斐があったってもんだ」
ブラッディボルト「剣の遺体が見つからなかったのはそういうことか・・・!クソ野郎・・・!」
ホワイトブレス「研究の過程で強いMTGプレイヤーをリアニメイトする方法を見つけてね。本来の力には到底およばないけど、まぁ今の教団を潰すのには丁度いいかなって」
ブラッディボルト「つまり剣であって剣じゃないってことだな・・・それなら話は早い・・・あんなクソ野郎に操られるくらいなら消滅した方が奴も本望だろう・・・ワープワーr」ペラッ
ホワイトブレス「おっとそうはさせない」
ブラッディボルト「これは・・・また偽物だとぉ・・・?」
ホワイトブレス「せっかく苦労して蘇らせたんだ。そうやすやすとライブラリーの下に飛ばされるわけにはいかないさ」
ブラッディボルト「このやり口、以前ギャザリングインフィニティに対してワープワールドが使えなかったのもお前の仕業か・・・!くっ・・・だめだ・・・もう動けねぇ」
ホワイトブレス「御名答。僕の計画はずっと昔から始まっていたのさ。さて、では教団最後の武器である戦艦緩浮には沈んでもらおうか」
???「そうはさせない」
ブラッディボルト「黄泉!」
黄泉「なんとか間に合った・・・貴方が剣“だったもの”ね。大丈夫。貴方は私がちゃんとあの世へ送ってあげる」
剣「・・・バトル・・・ギャザリング」
黄泉 vs 剣
剣「《平地/Plains》をセット・・・」
黄泉「(白いデッキ?過去のデータからすれば彼の使うデッキはレールガンのような正面突破型のアグロデッキ。壁になるクリーチャーを多く展開して除去を構えて即死だけは免れないといけない)《ニクスの織り手/Nyx Weaver》を召喚してターン終了」
ホワイトブレス「ククク・・・甘いなぁ。腐っても彼は人類最強のデッキであるジェネシックパラダイスブレードを扱える存在だ。アンチプログラムである刃君ならまだしも、ただのコントロール使いに負けるわけがないんだよ」
剣「《平地/Plains》をセット。キャスト・・・《神送り/Godsend》」
黄泉「!?」
ブラッディボルト「やっぱりそうか・・・あれはローテーション後にパラダイスブレードに代わるデッキをコンセプトに開発され、装備クリーチャーを守る手段が無い欠点から非人道的ということで製作途中でクレームが入り闇に葬られた試作品。コードネーム『ミストルティン』」
黄泉「要はあの装備で殴ってくるってことでしょう。パラダイスブレードと違って高速設置もプロテクションも無いなら防ぐのは容易い!持ち手を潰してPWを並べて戦場を支配するだけ」
剣「《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun》をキャスト」
黄泉「(白の神か、おそらくあの神が産むトークンが装備先。手札の《究極の価格/Ultimate Price》で装備先を潰せば問題ない」」
剣「《平地/Plains》をセット。キャスト・・・《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》」
黄泉「なっ・・・」
ブラッディボルト「そうか・・装備するクリーチャー自体が破壊されなければプロテクションの加護は不要。こいつはまずいぞぅ」
ホワイトブレス「やはり剣君は剣で殴るのが似合う。よくわからないコードネームなんかより『ゴッドブレード』の方がしっくりくるね」
黄泉「くっ、手札の《究極の価格/Ultimate Price》じゃギデオンを落とせないっ、《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》で土地をクリーチャーにしてターンエンド」
剣「《神送り/Godsend》を《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》に装備して攻撃・・・ゴッドブレード」
黄泉「土地でブロック」
教団員C「4/4のデカブツが一瞬で消失した・・・なんて威力だ・・!」
教団員B「おまけにヘリオッドのトークンでPWに戻った時のギデオンへの攻撃が通らない。攻防において隙が無いだと・・・これが新時代の”ブレード”だというのか・・・!」
ブラッディボルト「追放されたクリーチャーはもう唱えられない・・・防戦は不利だぞどうする黄泉・・・・」
黄泉「・・・《ニクスの織り手/Nyx Weaver》でブロック」
数ターン経過
剣「《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》は落とした。次はお前だ・・・ゴッドブレード」
黄泉「(ブロック出来るクリーチャーも尽きた。これ以上土地を削るわけにもいかない)ライフで受けるっ・・・ぐううっ」
黄泉 ライフ12
ホワイトブレス「土地をブロックに回したのでPWを屠れるガラクには届かない。終わりのようですね」
剣「・・・ゴッドブレード」
黄泉「ぐああああっ!!」
黄泉 ライフ4
ブラッディボルト「これまでかっ・・・!」
黄泉「ふっ・・・どうやら決まったようね」
ホワイトブレス「・・・?」
剣「ぐっ・・・ぐああああああああっ」
教団員A「何だ!?剣の身体が崩壊を始めた!?」
黄泉「死人が蘇るなんてあってはならない。いくら伝説のプレイヤーとはいえ、そんな強力なデッキを駆って長時間身体が持つわけがない。確かに私じゃ彼に真に勝つことは出来ないけれど・・・”負けなければ生き残ることは出来る”。心が無いゾンビの身体が崩壊するターンを計算するなんて私には容易いこと」
ホワイトブレス「ぐっ・・・死神ィ・・・!」
剣「あ・・・・あ・・・・」ボロボロ
黄泉「今度こそ安らかに眠りなさい・・・」バタッ
剣「・・・ありがとう」
剣 消滅
黄泉 戦闘不能
魔血堕市
閃「うおおおおおおおお!!!30/30の《野蛮生まれのハイドラ/Savageborn Hydra》でアタック!!!」
ジョー・母牧「へへ・・・もうライフもフォグも残ってねえ・・・やるじゃねえか・・・」
ジョー・母牧 敗北
閃「ハァ・・・ハァ・・・ライフゲインと戦闘無効に特化したデッキ・・・なんて恐ろしいデッキだ・・・そうだ!あっちはどうなったんだ!?」
ナカジマ「緩浮は黄泉さんが守りきりました・・・我々の勝利です」
閃「そうか・・・良かった・・・よし、あとはシングルエリミネーションでホワイトブレスを倒すだけだ・・・!」
ホワイトブレス「剣君が負けたのは予想外だったけど、まぁ良いでしょう。シングルエリミネーションの優勝は私のものなのでね」
閃「ホワイトブレス!どういうことだ!」
謎のおっさん「残念ながらそういう感じになっちゃうなぁ」
閃「お前は・・・DCIのおっさん!」
次回予告
戦艦襲撃の危機を乗り越え、Finalsの最終局面、シングルエリミネーションが始まった。
TOP8の大半を占めたホワイトブレス勢力を倒すため、閃の最後の戦いが始まる。
果たして世界を手に入れ願いを叶えるのはホワイトブレスか、閃か、それとも・・・
次回バトルギャザリンガ―閃第十七話『完全凍結!ホワイトブレスの野望』の巻!!来週も・・・レールガンが全てを貫く!!
次
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第八話までのダイジェスト
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前回のあらすじ
町田のテロ予告は囮で、ホワイトブレスの狙いは凍狂湾に待機していた戦艦の破壊だった!そして沈みゆく米リカの戦艦にいたのは死んだはずの剣だった!
第十六話『裏切り!?復活のブレード』の巻
ここはカジュアルにミサイルが放たれる街、神無側県魔血堕市から50キロ離れた凍狂湾
教団員「ベントールド完全に沈黙・・・甲板に人影があります!・・・なっ!」
ブラッディボルト「おい・・・そんなバカな・・・お前は・・・剣・・!?」
剣?「・・・」
ヘリ内部
黄泉「剣?・・・死んだはずでは?」
ナカジマ「本物には会ったことはありませんが、バイタル値だとかなり近い数値を出しています」
黄泉「それが何故ホワイトブレスに加担しているの!?」
ナカジマ「それはわかりませんが、少なくとも剣さんクラスの脅威が我々を襲っているのは確かです。急がないと教団の船までもが沈められてしまいます・・・!」
ヘリパイロット「凍狂湾到着まであと・・・5分です!」
ブラッディボルト「ベントールドにボートを回せぃ!要救助者回収後、緩浮には戻らず港へ迎え!おそらくヤツの次の狙いは・・・この船だ!」
剣?「・・・!」凄まじい跳躍
ブラッディボルト「させるかぁ!」飛んでくる剣を能力で海に叩き落とす。
ブラッディボルト「来るぞ!緩浮の迎撃用機銃をマニュアル操作に切り替えて全て剣に向けろぉ!」
教団員A「そんな!まだ剣さんと判別出来ていません!」
ブラッディボルト「偽物の剣なら倒せたら御の字!本物の剣ならこんなもんでくたばりはしねぇ!いいからぶっ放せ!」
教団員A「くっ!全砲塔構え!機銃発射用意!斉射期間5秒!サルボー!」
教団員B「ターゲット確認!クソッ!やはりMTGプレイヤーにはMTGで対応しないとっ・・・!」
ブラッディボルト「この船に奴とMTGで張り合えるプレイヤーはいねぇ。ヘリが到着するまで俺たちで持ちこたえろ!絶対に緩浮を落とすな!主砲発射」
剣?「・・・」ブラッディボルトの能力に抗い少しずつ近づいてくる。
黄泉「くっ・・・まだつかないの・・・早くしないと緩浮がっ・・・!」
ナカジマ「仕方ないですね・・・僕の『能力』を使います」
黄泉「能力?」
ナカジマ「これは我々野球部に伝わる秘技、人呼んで『レーザービーム』です。以前ブラッディボルトさんが閃さんを投擲していたようなものですが、より精密かつ高速なものになっています」
黄泉「そんなの使えるならもっと早く使いなさいよ!」
ナカジマ「すみません。力をセーブしても最低限このヘリと僕の肩が違和感でグチャグチャになってしまうので・・・」
黄泉「なるほど・・・でもいいの?」
ナカジマ「教団は皮裂支部よりもあの戦艦を死守していた。きっとホワイトブレスを倒すための秘策があの船にあるんですよね?だったら沈めるわけにはいきません」
黄泉「わかった。じゃあ・・・よろしく」
ナカジマ「ヘリパイロットさんは今すぐ脱出してください。野球スピリッツ全開・・・うおおおおおお!バックホーム!!」
ブラッディボルト「(まずい・・・傷口が開いて血が足りねえ・・・もう限界か・・・)」
通信音
ホワイトブレス「そこまでして船を守るとは・・・実に破壊したくなるなぁそれは」
ブラッディボルト「ホワイトブレス・・・!」
ホワイトブレス「図星なようだねぇ。頑張って剣君の死体を回収した甲斐があったってもんだ」
ブラッディボルト「剣の遺体が見つからなかったのはそういうことか・・・!クソ野郎・・・!」
ホワイトブレス「研究の過程で強いMTGプレイヤーをリアニメイトする方法を見つけてね。本来の力には到底およばないけど、まぁ今の教団を潰すのには丁度いいかなって」
ブラッディボルト「つまり剣であって剣じゃないってことだな・・・それなら話は早い・・・あんなクソ野郎に操られるくらいなら消滅した方が奴も本望だろう・・・ワープワーr」ペラッ
ホワイトブレス「おっとそうはさせない」
ブラッディボルト「これは・・・また偽物だとぉ・・・?」
ホワイトブレス「せっかく苦労して蘇らせたんだ。そうやすやすとライブラリーの下に飛ばされるわけにはいかないさ」
ブラッディボルト「このやり口、以前ギャザリングインフィニティに対してワープワールドが使えなかったのもお前の仕業か・・・!くっ・・・だめだ・・・もう動けねぇ」
ホワイトブレス「御名答。僕の計画はずっと昔から始まっていたのさ。さて、では教団最後の武器である戦艦緩浮には沈んでもらおうか」
???「そうはさせない」
ブラッディボルト「黄泉!」
黄泉「なんとか間に合った・・・貴方が剣“だったもの”ね。大丈夫。貴方は私がちゃんとあの世へ送ってあげる」
剣「・・・バトル・・・ギャザリング」
黄泉 vs 剣
剣「《平地/Plains》をセット・・・」
黄泉「(白いデッキ?過去のデータからすれば彼の使うデッキはレールガンのような正面突破型のアグロデッキ。壁になるクリーチャーを多く展開して除去を構えて即死だけは免れないといけない)《ニクスの織り手/Nyx Weaver》を召喚してターン終了」
ホワイトブレス「ククク・・・甘いなぁ。腐っても彼は人類最強のデッキであるジェネシックパラダイスブレードを扱える存在だ。アンチプログラムである刃君ならまだしも、ただのコントロール使いに負けるわけがないんだよ」
剣「《平地/Plains》をセット。キャスト・・・《神送り/Godsend》」
黄泉「!?」
Godsend / 神送り (1)(白)(白)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが、1体以上のクリーチャーをブロックするか、1体以上のクリーチャーにブロックされた状態になるたび、あなたはそれらのクリーチャーのうち1体を追放してもよい。
あなたの対戦相手は、神送りによって追放されているカードと同じ名前を持つ呪文を唱えられない。
装備(3)
ブラッディボルト「やっぱりそうか・・・あれはローテーション後にパラダイスブレードに代わるデッキをコンセプトに開発され、装備クリーチャーを守る手段が無い欠点から非人道的ということで製作途中でクレームが入り闇に葬られた試作品。コードネーム『ミストルティン』」
黄泉「要はあの装備で殴ってくるってことでしょう。パラダイスブレードと違って高速設置もプロテクションも無いなら防ぐのは容易い!持ち手を潰してPWを並べて戦場を支配するだけ」
剣「《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun》をキャスト」
黄泉「(白の神か、おそらくあの神が産むトークンが装備先。手札の《究極の価格/Ultimate Price》で装備先を潰せば問題ない」」
剣「《平地/Plains》をセット。キャスト・・・《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》」
黄泉「なっ・・・」
Gideon, Champion of Justice / 正義の勇者ギデオン (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — ギデオン(Gideon)
[+1]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体につき1個の忠誠(loyalty)カウンターを正義の勇者ギデオンの上に置く。
[0]:ターン終了時まで、正義の勇者ギデオンは彼の上に置かれた忠誠カウンターの数に等しいパワーとタフネスを持つ、人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。それは破壊不能を得る。彼はプレインズウォーカーでもある。このターン、彼に与えられるすべてのダメージを軽減する。
[-15]:他のすべてのパーマネントを追放する。
4
ブラッディボルト「そうか・・装備するクリーチャー自体が破壊されなければプロテクションの加護は不要。こいつはまずいぞぅ」
ホワイトブレス「やはり剣君は剣で殴るのが似合う。よくわからないコードネームなんかより『ゴッドブレード』の方がしっくりくるね」
黄泉「くっ、手札の《究極の価格/Ultimate Price》じゃギデオンを落とせないっ、《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》で土地をクリーチャーにしてターンエンド」
剣「《神送り/Godsend》を《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》に装備して攻撃・・・ゴッドブレード」
黄泉「土地でブロック」
教団員C「4/4のデカブツが一瞬で消失した・・・なんて威力だ・・!」
教団員B「おまけにヘリオッドのトークンでPWに戻った時のギデオンへの攻撃が通らない。攻防において隙が無いだと・・・これが新時代の”ブレード”だというのか・・・!」
ブラッディボルト「追放されたクリーチャーはもう唱えられない・・・防戦は不利だぞどうする黄泉・・・・」
黄泉「・・・《ニクスの織り手/Nyx Weaver》でブロック」
数ターン経過
剣「《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》は落とした。次はお前だ・・・ゴッドブレード」
黄泉「(ブロック出来るクリーチャーも尽きた。これ以上土地を削るわけにもいかない)ライフで受けるっ・・・ぐううっ」
黄泉 ライフ12
ホワイトブレス「土地をブロックに回したのでPWを屠れるガラクには届かない。終わりのようですね」
剣「・・・ゴッドブレード」
黄泉「ぐああああっ!!」
黄泉 ライフ4
ブラッディボルト「これまでかっ・・・!」
黄泉「ふっ・・・どうやら決まったようね」
ホワイトブレス「・・・?」
剣「ぐっ・・・ぐああああああああっ」
教団員A「何だ!?剣の身体が崩壊を始めた!?」
黄泉「死人が蘇るなんてあってはならない。いくら伝説のプレイヤーとはいえ、そんな強力なデッキを駆って長時間身体が持つわけがない。確かに私じゃ彼に真に勝つことは出来ないけれど・・・”負けなければ生き残ることは出来る”。心が無いゾンビの身体が崩壊するターンを計算するなんて私には容易いこと」
ホワイトブレス「ぐっ・・・死神ィ・・・!」
剣「あ・・・・あ・・・・」ボロボロ
黄泉「今度こそ安らかに眠りなさい・・・」バタッ
剣「・・・ありがとう」
剣 消滅
黄泉 戦闘不能
魔血堕市
閃「うおおおおおおおお!!!30/30の《野蛮生まれのハイドラ/Savageborn Hydra》でアタック!!!」
ジョー・母牧「へへ・・・もうライフもフォグも残ってねえ・・・やるじゃねえか・・・」
ジョー・母牧 敗北
閃「ハァ・・・ハァ・・・ライフゲインと戦闘無効に特化したデッキ・・・なんて恐ろしいデッキだ・・・そうだ!あっちはどうなったんだ!?」
ナカジマ「緩浮は黄泉さんが守りきりました・・・我々の勝利です」
閃「そうか・・・良かった・・・よし、あとはシングルエリミネーションでホワイトブレスを倒すだけだ・・・!」
ホワイトブレス「剣君が負けたのは予想外だったけど、まぁ良いでしょう。シングルエリミネーションの優勝は私のものなのでね」
閃「ホワイトブレス!どういうことだ!」
謎のおっさん「残念ながらそういう感じになっちゃうなぁ」
閃「お前は・・・DCIのおっさん!」
The Finals シングルエリミネーション出場者
・ホワイトブレス
・イモリリン・イモンロー
・カスミガセキナガタ
・リーゼンツオーバードライブ
・ジョー・母牧
・剣(死亡)
・閃
・黄泉(戦闘不能)
・ミス・ゆるふわ(剣死亡により繰り上げ)
次回予告
戦艦襲撃の危機を乗り越え、Finalsの最終局面、シングルエリミネーションが始まった。
TOP8の大半を占めたホワイトブレス勢力を倒すため、閃の最後の戦いが始まる。
果たして世界を手に入れ願いを叶えるのはホワイトブレスか、閃か、それとも・・・
次回バトルギャザリンガ―閃第十七話『完全凍結!ホワイトブレスの野望』の巻!!来週も・・・レールガンが全てを貫く!!
次
https://warpworld.diarynote.jp/201908140206198673/
コメント
死神の名前か。地獄に行ったらこの名を告げろ……
仮面ライダーでも強敵エターナルの復活もあったし!これはサプライズ。
そしてめぐすけさんの復活!